気づきと学び

図書館の児童室

ママと3才くらいの男の子

ママが絵本を読んであげていた

(ここ、周りに人がいても関係なしにマイペースで読んであげる親御さんは結構おります)

 

ここ、わかった?

どういう意味だかわかる?

ちゃんと聞いてる?

 

読み聞かせの世界では禁じ手

感想を聞いてはいけない

途中で説明をしてはいけない

などなど(絵本の世界に浸っているこどもを現実の世界に引き戻してしまうから)

 

ちょっと心配になって聞き耳を立てていた

ママのやり方を否定するのは親子関係に悪影響だよネ!

ここは口出ししないでおかねばネ!!

 

あと1冊読んだら帰ろうね!わかった?

うん

これ、読んで!

読み終わったら、もう一回!

読み終わったら、これ、借りていこうか?

たくさん借りているから、置いていこうネ

うん。これ、ライオンとかになって面白い!!

「そら はだかんぼ」(五味太郎偕成社

 

ママとのやりとりも、自分の思いは伝えるけれど、これ以上言わない方がいいというツボも心得ていて、ママの操縦ができているように思えた。この子ならママも大丈夫だw

 

絵本の感想をことばでしっかり表現できていた

絵本がたっぷり心に栄養を与えているんだな~と関心♪

絵本の力はやっぱりすごい!!

30年以上絵本の読み聞かせをしているけれど、ママの絵本読みには敵いません

 

親子さんを偉そうに見守っていたけれど、

実は、勉強になっていました。

気づきと学びをありがとうございます。

 

 

台風21号、怖いね~。